カルマが存在する?しない?どっち?
- 2018.11.10
- 悟り(本当の自分)
■カルマが存在する?しない?どっち?
カルマが存在する議論の前に、まずはカルマとは一体何か?
それを共有したいと思う。
カルマとは仏教から派生した考え方で、これは倫理道徳の考えと繋がるけど、
「いいことをしたら、いいことが起こる。」
「悪いことをしたら、悪いことが起こる。」
というシンプルなもの。
これは、人を殺したり、人のものを盗んだり、人が迷惑かかるようなことを
すると、無秩序になってしまうので、
悪いことをしたら、悪いことが起こるという教えで無秩序を防ぐというもの。
宗教で、神様がいつもみているから、悪いことをすると神様からの罰が下る、というものに近い。
これは現世で悪いことをしても、そのリターンというか、悪いことが返ってこない場合に、死んでから、来世で「悪い事が起こる」
ということでもあり、
前世で悪いことをしたから、今世では、様々な嫌なこと、悪いことが起きる。
という解析もできる。
■そもそも「悪い事」って何だろう?
そもそも。
疑問が出てくる。
「悪さ」って何だろう?
悪い事は人の迷惑になること、とされているけど、
人の迷惑、人が嬉しい、など、様々で基準がない「はず?」
例えば、これは迷惑だ!と言われている人殺し。
この人殺しも、戦国時代には、人を殺すことで英雄になることだってある。
だから、時代によって、いい、悪いなどがあり、
絶対的な「悪い」というのが存在しない、存在できない。
人間的に、「タバコのポイ捨て」などは、これは悪いなぁ~、と言われているようなことでも、
それもあくまでも「人間視点」でしかない。
部屋はきれいにするのが良いとか、そういったものも作られたものであって
絶対の正しさがない。
だから、絶対の悪もない。
じゃぁ、悪ことって一体なんだろうーー?
■悪いことの正体とは?
悪さというものは、絶対的ではない、と言ったけど、
なぜ悪い、いい、という概念が生まれたんでしょうか?
必要あるから生まれたんですよね、すべての概念って。
悪いという概念が生まれる背景は、無秩序を秩序化する、という言葉に
集約される。
そう、この世界は無秩序なので、秩序化するために、「いい」「悪い」という
概念を作った。
「悪い」という概念は、やらないようにしよう、というルールを作って
秩序化しただけのこと。
でも、ルールを作っても、それを破り秩序化するのが難しくなるので、
人間は「カルマ」という概念を作ってしまった。
そう、作ってしまった。
「カルマ」なんて、そもそも存在しない。
というか、存在するという認識によって、存在してしまう。
存在するけど、存在しない、という言い方のほうがしっくりくる。
「カルマ」というのは人間の集合意識が創り出した概念であって、
そう思ってしまうから、そのような結果が生まれるということにもなる。
結論:カルマは存在する
それは、人間がカルマがある、という人が多いので、それが集合意識に
イメージが蓄積されて、
カルマがある、という集合意識の概念の枠が作られ、それが現実化してしまう。
今のところ、カルマが存在する、という概念を創り出し続けた方が
人間同士の無秩序を秩序化するには、もってこいのGOODなイメージなので、
採用されているだけになる。
なので、今、この瞬間にカルマがない、という認識を持つことができれば、
カルマは実在しないし、
今、この瞬間にカルマが存在するという認識を持つことができれば、
カルマは実在する。
というあくまでも、人間という存在が、すべての存在をクリエイトしてしまう
神になる。
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