本当の意味で「違い」と出会えて楽しめるのか?
- 2018.10.11
- 対人恐怖症・人間関係
本当の意味で「違い」と出会えて楽しめるのか?
この言葉の背景には、かなり深いメッセージが込められている。
なぜならば人は「違い」と出会い続けた歴史でもあるから。
それは、人類は500万年~700万年という長い歳月を通して、
ずっと「違い」に対する恐怖、不安を、何かしらの形で無理やり
共有、共感したフリをして、クリアしてきたフリをしてきた、という歴史がある。
それぞれ違いを活かしあい協力して助け合って生きていこう、という
立派なスローガンがあるが、
「違い」という言葉は、その言葉の通り違うことなので、この世界で
「あなた、それ間違っているよ!」と強烈に否定、非難される内容が違いになる。
どうですか?
違いに出会ったときに、どんな気持ちになりますか?
「あなた、それおかしいでしょ?治しなさいよ、バカ!」
と言われたら、どんな気分になりますか?
そんな違いに出会えた瞬間にあなたは、どんな反応をしますか?
「あなた、それ間違っているよ!」
「あなた、それおかしいでしょ?治しなさいよ、バカ!」」
と言われたときに、その否定を、活かせるためには
どうしたらいいんだろう?と考えれますでしょうか?
「バカ!」!「お前間違っている!」「治しなさいよ!」と言われて、
それらの「違い」を活かしあい協力して助け合って生きていこうー♪
という気持ちになりますか?
もし、その「違い」を活かしあおう、協力し合おうという気持ちが生まれず、
ムっとして(何?バカ?治しなさいよ、だと、おめーが治せよ、バカ!)と
心の中で思ってしまい、その違いを活かすどころか、否定、ジャッジしてしまっと、したら?
本当の意味で「違い」と出会えて楽しめてない、っとことになる。
どうですか?
ぶっちゃけ。
実は、最初に言ったけど、人類は「違い」を活かしあうことが出来ず
「違い」を「むかつく!」「こいつ!」
「俺の方が正しいんだ!」と相手をジャッジ、否定、非難してきた歴史でもあります。
簡単に「それぞれ違いを活かしあい協力して助け合って生きていこう♪」
という言葉を発信する人がいますが、
人類史上実は、誰も、この言葉の通りに実践出来ている人、団体、などは
1人もいないのです。
「違い」という言葉は、本当は「血が痛」という漢字に変換したいくらい、
血と血で、痛みと痛みで、ガチガチぶつかりあった歴史であり、
違いを融合できないんです。
趣味が違う、自分と価値感が違う、楽しいね♪っていうレベルじゃなく
自分が一番、むかつく、はらわた煮えくりかえる、そのときに、
本当の意味での「違い」に出会っているんです。
実は、違いがたのしいね♪という状況は、完璧な違いじゃなく、共有、共感にちょこっと、違いっぽいものが乗っているだけ)
ちょっとここで、プチ体感ワークをすると、
1、「あなたが今まで人生で一番、人にムカついたことは何ですか?」
2、「その時の状況を思い起こし、そのムカついた人、ムカついたことを、活かしあい協力し合うイメージを持ってください。」
と、この2つの質問に答えながら、
イメージシュミレーションしてみてください。
どうでしょうか?
「違い」を活かしあうことが本当に難しいんだと、
実感できると思います。
人類は、この「違い」を融合するために、暴力や、お金、今では倫理道徳という
教育によって、秩序化してきた歴史があります。
もし?
その違いを融合しているかのような社会だと思っていたとしても、
ベースは人間の根幹には、我慢しながら
人と、社会と、世界と、付き合っています。
その象徴になるのが、今の若者で代表する言葉に
現れています。
「めんどくせー。」という言葉です。
この「めんどくさい」の背景には、我慢して何でこんなことやらなきゃいけないの?という疑問、猜疑心、怒り、悲しみ、悩み、などが含まれている。
そんな人間を作ってきた、今までの社会、世界、教育でいいのか?と疑問を問いかけてみます。
「違い」を活かしあい協力して助け合って生きていこうー♪
ということが出来てないんだったら、
別の道、別のやり方、別の教育を受け入れて変化させていかないと、と
思いませんー?
その違いを一旦手放す、一旦、置いておき、全部繋がった状態から、
違いという個性を活かしあえる。
そんな社会、世界を創りたいんだったら、
今までの延長戦ではなく、
今までにない新しい技術、新しい教育、新しい全部が繋がった世界というものを
受け入れて、新しい生き方を創りたいと思いませんか?
自分は本当の意味での「違い」を活かしあうことが出来る人間教育をしてますので、ぜひ、興味のある方はご連絡くださいね。
それでは、また次回。
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