自分の信念、理念、大事にしているものをゼロにする意味とは?
- 2019.08.18
- 悟り(本当の自分)
最近は、自分の中で、なぜ生きるのか?なぜ生まれたのか?どこからどこに向かっていくのか?
と色々と考えることが多くなった。
そして、映画 「アルキメデスの対戦」を観て、何か感情が大きく動いた感覚があった。
それが、ネタバレになるけど、戦艦大和を作った本当の背景。
これを知った時に、背筋に電気がビビビッと走った。
そうだ、日本人として生まれて、何をするべきか?それが明確にはっきり意識化に浮かび上がってきた。
それが、絶望、負けを100%受け入れる勇気だった。
そう、勇気。
プラスの高さの幸せを発信していくのは誰でもできる。
けど、自分が負けを認める、自分の大事にしているものを手放す。
これほど勇気のある行動はない。
このことから自分も生き方の中で世界最高のモノは実は
「自分の身を犠牲にして誰かのために死ぬ」というものだった。
これは日本の特攻隊の精神を魂に持ち合わせているからか?とか思ったけど、
実は、この理念、理想、かっこよさも、自分が作った思いこみだった。
なぜ、その思い込みが生まれたのかというと、一番かっこいい生き方をすることで、人から認められる、人から愛される、という思い込みが強烈にあることに気づけた。
人間共通の人のために、人に優しく、というその思い込みが、実は、自分の中の固定概念であり、それに気づくこともできずに、
ずっと生きてきたように思う。
素晴らしいこと!最高の理念、最高のビジョン!
という理想、夢、やりたいこと。
それらは全てが、自分の中のエゴから生まれていることに気づき、そのエゴ、そのカルマ、その因果から抜け出た時に、
初めて、人間として、初めて、人生を生ききれる。
と思った。
自分の信念、理念、大事にしているものをゼロにすることは、
自分の信念、理念、大事にしているものを無限大化することと、
イコールになる。
まさに、0=無限大=1
というノジェス氏が提案している神の数式に通じる。
そのポジションそのものになることで、自分も相手も、宇宙、自然、すべての存在と初めて、フラットになれる。
平等という言葉はあるけど、平等じゃないから、平等になりたいという願望が生まれるってことは、
実は、ずっとスタートが平等じゃない、を選択し続けることになる。
スタートにないものは、プロセスにも、ゴールにものない。
本当の平等というのは、すべての概念、すべての理念、理想、ビジョンが全く0の状態。
0化。
その0化されたポジションになれた時に、初めて無限大化が生まれる。
すべての執着、すべての価値、意味、生きてきた人生観。
それらを全て、ゼロ化できる勇気はあるのか?
そんなメッセージがたっぷり含まれているアルキメデスの対戦の映画。
そこからくる、新しい生き方。
ぜひ、自分が出会った世界に、出会って欲しいです。
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