人間の認識の歴史④

人間の認識の歴史④

前回、量子力学的な観点だと、自分がこの世界を作っているので、目の前の人は攻撃できない。

だって、自分が作った子供のようなもんだから、とお伝えしました。

その論理でいくならば、1万人いたら、1万個の世界がこの世界に存在している、ということになります。

昨日、ブライアングリーンさんがTEDで講演している映像を見たんですが、

平行宇宙のことを語っていました。

自分たちがいる宇宙とは別の宇宙が存在していて、その別の異次元の宇宙の存在を今のところ確かめることは出来ないけど、それは科学によって確かめられることができると思う、とか言っていました。

最先端の科学がM理論という数学方程式上では、統一理論と謳われていますが、そこでは宇宙は10の500乗個あることになる。

そんなに宇宙が存在しているのか?その宇宙はどこにあるのか?

とM理論を打ち立てた科学者たちは、パニックになっているのです。

このことは、みんなそれぞれ立ち上げている宇宙が違う、ということとつながってくるんじゃないでしょうか。

パニックになっている原因は、宇宙は1つ、地球も1つ、なのに、なぜ宇宙は1つじゃなくて、

10の500乗個もあるの?という疑問に答えられないからパニックになっているのです。

しかも、その10の500乗個の宇宙が、ずっとあるわけじゃなくて、

消えたり、生まれたり、と消滅現象をしている、とも言っているんですね。

もうこの時点で、宇宙が、地球が実在しているんじゃなくて、ある、ない、を繰り返しているということは、

まぁ、超超超スローモーションでその消滅現象を見ていくと、

ある、ない、という「ない」部分だけビデオのストップボタンを押してみると、

「ない」世界になってしまいます。

じゃあ、ビデオを再度、再生して「ある」という状態の時に、ビデオをストップすると、「ある」世界になる。

あれ?「ある」世界が絶対と思っていたけど、「ない」世界もある。

どっちが本物の世界なんだ?という疑問が浮かぶと思うけど、

どっちが真実なんでしょうか?

あなたは、「ある」世界と、「ない」世界は、どっちが真実の世界だと思いますか?

次回は、どっちが真実の世界なんだ?ということをお伝えしたいと思います。

次回、人間の認識の歴史⑤へ続く