92才の我慢しない生き方

92才の我慢しない生き方

92歳の日本を想うおじいちゃんに会って来た。

彼は、北海道に住んでいて、毎月1回は

東京に行っているバイタリティー溢れる

おじいちゃんだ。

何をしに東京に行ったのかと聞くと、

櫻井よし子さんの講演会に行ったと言っていた。

あ、そうそう。

このおじいちゃんとなぜ知り合いになったのかと

言うと、友人と行ったカフェに、たまたま

3輪の自動車?みたいなのを乗り、自分達の前に姿を現した。

ひょんな所から、日本の話になり、話が

盛り上がって、また今度会おうということで

連絡先交換をした。

暫くたって、すっかりおじいちゃんのことを

忘れていたが、これまた、たまたま、政治関係の

講演会でバッタリ出くわし、お茶をしましょう、

ということで、ちゃっかり、お寿司を奢ってもらいながら

じっくりを聞かせてもらうことになった。

■日本が洗脳されてきた実体験を語る

92歳のおじいちゃんなので、19歳の時に

日本が終戦迎えることになる。

その後の話が面白い。

5000人の英語を話せる日本人を集めて、

検査官という仕事を与える。

しかも、その仕事の給料が今の銀行総裁の3倍の

給料と言っていた!

( これは本当かな?)

そして、5000人の日本人には、どんな仕事が

与えられるのかというと、この2つ。

1.アメリカの悪口を言う人がいたらチェックする

2.日本のいい所を言う人がいたらチェックする

どうでしょうか?

アメリカの悪口を言った人がいたら、ある意味、ち報告して警告か、逮捕か、何かしらの処罰が

与えられる。

それならまだマシだけど、日本人のいい所を

言う人がいても何かしらの処罰が与えられるとは・・・

そこで今までの日本人の中にいた英雄である

東郷平八郎などは、英雄から、引きずり降ろされ葬り去られていったみたいです。

( 今ではそれが見直されている傾向にある)

■92歳のおじいちゃんの使命とは?

92歳のおじいちゃんは、大正15年生まれなので、

大正、昭和、平成、次の年号と、4つの日本の時代をまたがっていることになる。

そんなおじいちゃんが、時には、月に3回、

しかも、深夜遅くの飛行機の便で寝ずに、北海道から東京に

足繁く通っている。

乃木希典の供養式のような場や、

日本の戦時中に散っていった英霊の式典に

参加したり、などなど。

そこで、ふとこんな質問が生まれる。

「なぜ、92歳にもなって、こんなにバイタリティー

溢れて動けるんだろう?」と。

そこで、早速その質問をすると・・・

「日本を守るため、俺が日本を守らなくちゃ誰が

守んだ!」と力強く、話してくれた。

こんなおじいちゃんが、日本の将来を

憂いでいる。

ぜひ、今の日本の若者に出会わせてあげたい。

と思った。

日本の戦前、戦後、と生きてきた体感、経験してきて

感じたことを語る言葉には、すごく重さがある。

92歳になっても、自分の溢れんばかりの想いを

発信していき、

我慢しない生き方。

それを学んだ、出会いでした。