4月7日 戦艦ヤマトが沈んだ日にどんなメッセージを発信しますか?
- 2018.04.07
- 日本の使命
小学校3年生。
いつも恐怖を感じ、頭が白髪だらけだった。
何に恐怖しているのか?それが分からなかった。
高校、デザインの専門学校。
このときも何をしていいのか分からなかった。
デザインをして仕事に出来たら素敵だな、ぐらい。
一体、自分は何者で何をしに生まれてきたのか、まったく分からなかった。
専門学校に通っているときに、対人恐怖症になり、
寮の部屋に引きこもってしまった。
誰でも話したくないし、何を、どうして生きていいのかも
分からなくなった。
そこで宗教に出会って、入信した。
答えがある、と思った。
人はこの世界を平和にするために生まれたんだ、というミッションが入った。
10年間、頑張った。
けど。
心の無意識深くには、世界平和なんて、きれいごと、不可能、理想論。
そのことが付きまとっていた。
そして、宗教をやめた。
19歳から30歳まで、全人生をかけてた宗教をやめた。
何せ、宗教の職員になって、お金をもらっていたぐらい、本気だった。
それをやめて、虚無になった。
宗教を辞めるきっかけをくれた人が、2016年の1月1日にガンで亡くなった。
くしくも、その時に、ジャパンミッションプロジェクトという日本全国リレー講演が
始まった年。
自分はそのジャパンミッションプロジェクトで、全国を回ろうと決断した。
なぜか?
ジャパンミッションプロジェクトの第1弾が、大阪の中央公会堂でやると聞き、ふと思った。
というか、ふと、メッセージがきた。
宗教を辞めるきっかけを作ってくれた、その子と
大阪の中央公会堂で一緒に、イベントを主催していたからだ。
世の中を素敵にする、そんなセミナーを一緒に主催していた。
その子から、
「大阪に来て」いう声を聴いた気がした。
そのときは、その子が亡くなっていることも知らずに。
大阪に行き、最初に出会うはずの、その子。
連絡しようとして、フェイスブックをみると・・・・
その子の友人から書き込みがあり、亡くなったことを聞いた。
・・・・・・・・・・・
なぜ?
起業してお店をもって、健康グッツばかり買って、健康で楽しく、
何も問題ない、そんな人生に見えたのに。
人間は見た目で楽しそうだけど、心の奥では、泣いている。
それを、その子から、感じた。
人間は本当に幸せになれるんだろうか?
・・・・・・・・・・・
説明し忘れたけど、
ジャパンミッションプロジェクトっていうのは、日本から心の時代を作ろう、という
ムーブメントで、毎月1000人規模のイベントを福岡、大阪、東京、札幌と、
主要都市で、講演会をやっていた。
そのジャパンミッションプロジェクトで、
全国を回るつもりが、北海道に来て、その旅が一段階、終了することになる。
今は、北海道の札幌にいる。
北海道にいるのも、その子から大阪に呼ばれたのが、「きっかけ」でもある。
いろんな人達が紡ぎ出された集合体が、今だ。
2年の寒い厳しさの冬を越して、すっかり北海道の道産子になってしまったな、と思う。
そして、今日、4月7日。
この日は、第二次世界大戦で、戦艦大和が、海に沈んだ日。
その4月7日は「日本目覚めろ!」と戦艦ヤマトに沈んだ人たちから
メッセージを受け取る日でもある。
(ほとんどの日本人は気づいてないと思う)
そして、というか、やはり、というか。
朝、起きると、新しいイメージがきて、全部が繋がったイメージがきた。
自分がなぜ、小学3年生のときに、得体の知れない恐怖があったのか?
なぜ、自分は宗教を10年もやっていたのか?
なぜ、一番大事な人が亡くなってしまったのか?
なぜ、大阪に行くことになったのか?
なぜ、北海道に今、いるのか?
なぜ、北海道開拓150周年に、今、自分はここにいるのか?
そして、何よりも、自分がなぜ生まれ、なぜ生き、どこに向かっていくのか?
それが、今日。
4月7日に繋がり、理解した。
戦後、日本は言葉を失ってしまった。
感情、考えを、バッサリ切り刻まれ、生きるゾンビになってしまった。
世界一強くて、世界一、かっこよくて、世界一、勇気のある民族だった日本。
なにせ、アジアの植民地時代に終止符を打った、全世界にとっての英雄だったのに・・・
それが、今では、世界一弱くて、世界一かっこ悪くて、
世界一情けない民族になってしまった。
そんな日本。
それが自分でもある。
なぜ自分が小さい頃から恐怖を感じていたのは、
戦後、アメリカの強烈な無差別テロ、空襲、原爆、と恐怖、不安を植え付けられてしまった日本人と
リンクする。
自分は日本人だ。
弱くて、本当は強い日本人だ。
戦争に負けて、自信をなくしてしまった日本人。
そして、日本人は、「生きていてすみません。」というアイデンティティーになってしまった。
その自信のなさ、不安、恐怖、生きていることは罪深いんだ、という違和感。
それが常にあり、小学3年生のときに、頭が白髪だらけだった原因だった。
得体の知れない恐怖のために。
なぜ、その恐怖を感じる自分だったのか?
それが、日本人の強さでもあり、自分の強さにもつながる。
自分は弱くて、強い日本人だ。
日本人の恐怖、不安、罪、すべてを請け負える器、強さがあったから、恐怖、不安を自分は
感じることができた。
日本人の代表として、自分は恐怖、不安を感じる選択をした。
今の時代に日本に生まれた人は、全員、弱くて、強い、最高の革命家だ。
何度も言うけど、日本人でそれに気づける人は、まだ少ない。
そして、本来の自分、本来の日本人を忘れてしまった自分は、今まで
その恐怖、不安をなくすために宗教、自己啓発、スピリチュアル、
平和活動、インドの悟りを開いた聖者に会いにいったり。
必死こいて、恐怖、不安をなくすために、様々な努力をし続けた。
あらゆる苦行、苦痛、限界突破の道を突き進んできてきた。
答えが知りたい、という問いを抱えて。
それが、実は何も変化がないことに気づいた。
すべてはプラス思考という部分の変化を一生懸命しようとしているだけにも気づいた。
その一部分のプラス思考というものすらも、変化できないことにも気づいた。
そして話は、今に戻る。
今、北海道にいて、日本を全世界を救済する、ミッションのイメージがきた。
4月7日に、そのイメージが。
この時代に、何も恐怖、不安を感じてなく、苦痛も感じてない人は
この時代を変化させたいと思わない。
今の時代に絶望、恐怖を感じ、小学校3年生で頭が白髪だらけになってしまうぐらいの人が
この時代の異端児でもあり、革命家でもある。
その時代を変化する、きっかけを、ここ北海道から作り出そうとしている。
その第一歩が、今日、主催するカフェ会になる。
そこでは、どんなメッセージを発信するのか?
それは、最終的には、自分は何者であって、自分は何をするためにこの世に生まれたのか?
それを知ってもらうために、発信する。
4月7日は、戦艦大和が沈んだ日。
戦艦大和で沈んだ日本の先輩たちは、どんなメッセージをこの世界に残しているのか?
それは、この時代の人間の可能性、尊厳、口だけじゃない世界平和を
自分達の生きている時代に作って欲しい。
そのバトンパスを受け継いでいる。
4月7日。
あなたは、今日は何を発信しますか?
自分がここにいるのは、死んだ人から「頼むよ」と背中を押されている。
4月7日、鹿児島県の沖で沈んだ戦艦大和。
約3000人の乗組員で、生き残ったのは、たった276人。
ということは、2724名が、この日になくなり
亡くなってしまったから「こそ」発信できる
メッセージがある。
宗教を辞めるきっかけを作ってくれた、その子も、戦艦大和で沈んだ日本の先輩たちも
生きている人にメッセージを発信し続けている。
今でも。
生きている「あなたは」
今日は何を発信しますか?
-
前の記事
日本発で関係性をビジネス化するプロジェクト 2018.04.05
-
次の記事
「自信がない」という明確な根拠がない自信 2018.04.08
コメントを書く