人間の全ての苦しみの原因が「脳みそ」にある?
- 2018.08.23
- 悟り(本当の自分)
人間の全ての苦しみの原因が「脳みそ」にある?
人間は苦しみ、悲しみ、絶望、様々な考え、感情に支配されて
不幸になる。
これを何とかしようと楽観的に、楽しく、明るく、感謝するように・・・
いわゆるひとくくりにまとめると「プラス思考」するしかなかった。
それしか人類は幸せになる方法がなかった。
けれども残念なことに。
根本的な人間の苦しみの源泉がふつふつと、次から次へと浮上してくるのを
誰しもが感じている。
はやり、船の底に穴が開いているのに、それに気づかずに、
バケツでせっせと、海の水を外にかきだしている。
そんな描写シーンが浮かんでしまう、どうしても。
つまりは、根本的な解決である船底の穴を塞ぐということをせずに、
バケツで海の水を外に出す行為が、
プラス思考をする、ということとイコールになる。
では、では。
人間の苦しみの根本原因にあたる、船底の穴は一体何に当たるのか?
それが、脳みそ。
言い方を変えれば「不完全な脳の機能」自体に問題があった、ってこと。
今まで人類は、
不完全な脳の機能があることを気付かないまま、
その問題意識を持たないまま、問題解決しようとしていた。
問題解決するには、明確な問題発見がなされないと解決することはできないのに、
なぜ、そのことに気づけなかったのか?
それは人間は無意識レベルで、問題をみようとしない、恐れているからに
ほかならない。
人間は自分は不完全だ、という不完全さを受け入れることが無意識に抵抗を
感じてしまう生物である。
だって、お前バカじゃん、何やってんの?と欠けている、つまり不完全さを指摘
されるのを恐怖、不安しているから。
不完全な脳をもった人間同士が出会うと、お互いが不完全で自分の不完全さを一生懸命補おうとして、完全になろうとして、奪い合う。
人と人が出会った瞬間に、奪い合うゲームが始まる。
どのレベルで奪い合うのかにもよると思うけど、愛の奪い合いが一番深い
ベースに内在している。
もうストレートに言っちゃえば、人間の行動すべての背景にある感情には、
「私のことを愛して!」
しか、言ってない。
オリンピックで金メダル取るのも、「金メダルとった私のことを愛して!」だし、
ボランティアで世の為、人の為につくしている人も「世の中に貢献している私を愛して!」と叫んでいるし。
愛を人に与えなくても、自分が満足すればいいんだ、と変な悟りを伝えている人も
「そのままでいいんだ、という素敵なことを教えている私を愛して!」
と、愛して、愛して、愛して!と常に無意識深くでは叫んでいる。
叫んでいる?
ということは、つまりは、愛して欲しいという願望のさらなる背景には、
「私は愛されてない」という強烈な自己否定がある。
これは究極の人間の本質なので、理解できない人が多いかもしれないけど、
人間は脳みそがある以上、自己否定を100%する生き物になる。
100%絶対にそう。
この現在地診断をせず、薄っぺらいプラス思考で何とか人生を楽しく、幸せに
しようとしてきた歴史があるので、
プラス思考で何とかしようとする人は、それはそれで限界がくるまで
やり続けるしか、気づけないのもあると思う。
■まとめ
人間の全ての苦しみの原因が「脳みそ」にある
あなたは脳みそを持っていますか?
持っていたら、おめでとうございます。
自己否定することを認識し、それをも受け止めれる大きな器があることにも
気付ける準備ができたことになります。
準備ができた人だけ、次のステージに向かいたい人はご連絡ください。
次のステージに案内します。個別に。
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