サムライ感覚の整理整頓術

サムライ感覚の整理整頓術

整理整頓。

最近、この言葉をよく考えるようになりました。

何故ならば、整理整頓できる、出来ないで、人生が全て決まってしまうことが

「よくよく」理解が深まったからです。

ぶっちゃけ、正直、整理整頓が出来ない人は、

奴隷のように「こき使われる」人生を100%歩む選択をすることになるので、

もし整理整頓が出来ないな、と心当たりがある人がいたら、ぜひ最後まで

読んでみて、奴隷から永遠に解放した人生を歩んで欲しいな、と思います。

整理整頓の言葉の意味とは?

整理整頓というのが、一色単にしてしまう人が多いようですが、違います。

分けて整理してみましょう。

整理とは、0に戻す。つまりは、「お片づけ」をすることになり、

整頓とは、物がすぐに使えるように出来る状態をさします。

もっと本質的なことを言えば、整理とは、全てが繋がった悟りの世界であり、

整頓とは宇宙が生まれたこの現実世界を言います。

もっと別の表現をすると、日本の侘び寂び文化。

その詫び(わび)が、整理であり、寂び(さび)が、整頓に当たります。

いろんな表現の仕方がありますが、昔の日本人は常に今死んでも恥ずかしくないように、常に家にある物は、しまい(0化をし)、すぐに取り出せるようにしていた、とも聞きます。

そう言えば、IT革命を起こしたスティーブジョブスも、毎日、同じ種類のTシャツ、ジーパンを履いていた、とも聞いたことがあります。

同じ場所に、同じTシャツ。

さっと、どこに何があるのか分かり、すぐに取り出せて、すぐに使える。

この状態はある意味、無我の境地?にもなりうるんじゃないも思った次第です。

人間の筋肉の中で一番使うのは、紛れもなく脳みそです。

その考える、というエネルギーを使わなくて済むので、スティーブ・ジョブスはクリエイティブにエネルギーを注ぐために、考えないという選択をしたんでしょうかね。

毎日、奴隷のような人生の人の特徴

整理をする。

つまりは、同じ場所に、同じような形でモノを置いておけば、考えずに、

スッと手を出し、スッとそのモノを使用できます。

そして、スッと、その使ったモノを元の場所に戻して、次に使うときは、

同じように、スッ、スッ、とスムーズに出し入れすることができます。

このようにスッ、スッ、スッと、滞りがなく完全循環が起きることで、抵抗値0状態になるので、

脳みそで考えるという疲れがなくなります。

逆に、モノが散らかって、どこに、何が?モノがあるのか分からない人は、

脳みそのエネルギーをフル充電使いまくります。

例えば・・・

「えー、と。この仕事のプレゼンの書類はどこいったかな?」と

何段もの積み重なった書類を上から順番に探し、書類の一番下にプレゼンの書類を見つけて、それを探すだけで5分、10分の時間をかけてしまう。

モノを探す時間が1日10分だとすれば、それが1週間で70分、1ヶ月で、2100分。

1日、8時間(480分)が脳のエネルギーが効率よくパフォーマンスできる状態だとすれば・・・

2100÷480=4.375日

つまりは、1ヶ月単位で見ると、4日間も無駄な時間を使っているわけです。

4日間もあれば、ちょっとした海外旅行に行けちゃう時間です。

時間をどう使ったのか?

それが人生そのものなので、脳みそを浪費し疲れ、自分の思い通りいかない奴隷感覚は早く卒業したいですよね。

サムライ感覚の整理整頓とは?

さっきもお伝えしましたが、侘び寂びは、

詫び(宇宙を消すゼロ化)、寂び(宇宙を立ち上げて存在させる)は、

宇宙のメカニズムですが、量子力学的にも解析できます。

存在は、消えて(しまって)、生まれる。(取り出す)

このようにモノを取り出して使う、という「使い勝手がいい」状態は、

収納スペース、しまう場所、消える場所、そのゼロ化がとても大事ですね。

そういった、宇宙が消えて、宇宙が立ち上がるというのが、カルマ(因果)ともいい、人類が輪廻転生し、

生まれ変わり、死に、また生まれ変わり、そしてまた死んでいく。

そして人類は、なぜ、私は生まれて、どこに向かっていくのか?

なんのために生まれて、なんのために生きるのか?

その明確な問い、答えが分からずに生きている。

その因果(カルマ)の動きが客観的に俯瞰して観れるポジンション。

それがサムライ感覚です。

つまりは、サムライ感覚とは、昔の武士道のイメージを持つ人がいると思いますが、ここで自分が言っているサムライ感覚とは、明確に因果から抜け出た

悟り感覚のことを言います。

その悟り感覚は、単なる人間の5感覚が認知できるインドのフィーリングという感覚の悟りだけじゃなくて、

人間の感覚をも超えた感覚であり、しかも、その感覚をサムライが刀を振るように現実に、日常生活に使えるのが、

自分が言っているサムライ感覚になります。

なので、日々、何気ない、例えば、洗濯を干す、という行動も、因果(カルマ)をイメージできるようになります。

汚れた洗濯物は現実世界の主観的な思い込みの世界。

そして洗濯機にかけた状態が、個人の主観的な思い込みが洗濯され、削ぎ落とされて人類共通の思い込みである事実の世界と出会える。

洗濯された服などを干して、それを畳むことが、

物質からエネルギーに変化するイメージになります。

(モノを畳むことで、コンパクトに1つの平面状になることで膜理論、真空エネルギー化されるイメージです。)

そして、最後に服などをタンスにしまい、認識化できないくなる。

服が消えて無くなる。

服などが、存在が完全に消えてしまう。

そんな消えて無くなる悟りの境地の感覚が、洗濯をしながら、選択できるわけです。

こうした日常生活の何気ない行動が、人生を形作るんですね。

習慣化が、その人のあり方になり、そのあり方が、「自分」という

キャラを作り、考え、行動するんですね。

なので、あまり重要視してない人が多いと思いますが、

洗濯する、食事をする、お風呂に入る、など当たり前の日常生活の

習慣が変化しないと、人生が変化するはずがありません。

つまらない奴隷のような人生を送らないためにも、

ぜひ、整理整頓ができる自分になり、主体性を持った生き方をする人生を

スタートして欲しいですね。