サムライ感覚の整理整頓術
- 2020.06.06
- 日々の気づき
整理整頓。
最近、この言葉をよく考えるようになりました。
何故ならば、整理整頓できる、出来ないで、人生が全て決まってしまうことが
「よくよく」理解が深まったからです。
ぶっちゃけ、正直、整理整頓が出来ない人は、
奴隷のように「こき使われる」人生を100%歩む選択をすることになるので、
もし整理整頓が出来ないな、と心当たりがある人がいたら、ぜひ最後まで
読んでみて、奴隷から永遠に解放した人生を歩んで欲しいな、と思います。
整理整頓の言葉の意味とは?
整理整頓というのが、一色単にしてしまう人が多いようですが、違います。
分けて整理してみましょう。
整理とは、0に戻す。つまりは、「お片づけ」をすることになり、
整頓とは、物がすぐに使えるように出来る状態をさします。
もっと本質的なことを言えば、整理とは、全てが繋がった悟りの世界であり、
整頓とは宇宙が生まれたこの現実世界を言います。
もっと別の表現をすると、日本の侘び寂び文化。
その詫び(わび)が、整理であり、寂び(さび)が、整頓に当たります。
いろんな表現の仕方がありますが、昔の日本人は常に今死んでも恥ずかしくないように、常に家にある物は、しまい(0化をし)、すぐに取り出せるようにしていた、とも聞きます。
そう言えば、IT革命を起こしたスティーブジョブスも、毎日、同じ種類のTシャツ、ジーパンを履いていた、とも聞いたことがあります。
同じ場所に、同じTシャツ。
さっと、どこに何があるのか分かり、すぐに取り出せて、すぐに使える。
この状態はある意味、無我の境地?にもなりうるんじゃないも思った次第です。
人間の筋肉の中で一番使うのは、紛れもなく脳みそです。
その考える、というエネルギーを使わなくて済むので、スティーブ・ジョブスはクリエイティブにエネルギーを注ぐために、考えないという選択をしたんでしょうかね。
毎日、奴隷のような人生の人の特徴
整理をする。
つまりは、同じ場所に、同じような形でモノを置いておけば、考えずに、
スッと手を出し、スッとそのモノを使用できます。
そして、スッと、その使ったモノを元の場所に戻して、次に使うときは、
同じように、スッ、スッ、とスムーズに出し入れすることができます。
このようにスッ、スッ、スッと、滞りがなく完全循環が起きることで、抵抗値0状態になるので、
脳みそで考えるという疲れがなくなります。
逆に、モノが散らかって、どこに、何が?モノがあるのか分からない人は、
脳みそのエネルギーをフル充電使いまくります。
例えば・・・
「えー、と。この仕事のプレゼンの書類はどこいったかな?」と
何段もの積み重なった書類を上から順番に探し、書類の一番下にプレゼンの書類を見つけて、それを探すだけで5分、10分の時間をかけてしまう。
モノを探す時間が1日10分だとすれば、それが1週間で70分、1ヶ月で、2100分。
1日、8時間(480分)が脳のエネルギーが効率よくパフォーマンスできる状態だとすれば・・・
2100÷480=4.375日
つまりは、1ヶ月単位で見ると、4日間も無駄な時間を使っているわけです。
4日間もあれば、ちょっとした海外旅行に行けちゃう時間です。
時間をどう使ったのか?
それが人生そのものなので、脳みそを浪費し疲れ、自分の思い通りいかない奴隷感覚は早く卒業したいですよね。
サムライ感覚の整理整頓とは?
さっきもお伝えしましたが、侘び寂びは、
詫び(宇宙を消すゼロ化)、寂び(宇宙を立ち上げて存在させる)は、
宇宙のメカニズムですが、量子力学的にも解析できます。
存在は、消えて(しまって)、生まれる。(取り出す)
このようにモノを取り出して使う、という「使い勝手がいい」状態は、
収納スペース、しまう場所、消える場所、そのゼロ化がとても大事ですね。
そういった、宇宙が消えて、宇宙が立ち上がるというのが、カルマ(因果)ともいい、人類が輪廻転生し、
生まれ変わり、死に、また生まれ変わり、そしてまた死んでいく。
そして人類は、なぜ、私は生まれて、どこに向かっていくのか?
なんのために生まれて、なんのために生きるのか?
その明確な問い、答えが分からずに生きている。
その因果(カルマ)の動きが客観的に俯瞰して観れるポジンション。
それがサムライ感覚です。
つまりは、サムライ感覚とは、昔の武士道のイメージを持つ人がいると思いますが、ここで自分が言っているサムライ感覚とは、明確に因果から抜け出た
悟り感覚のことを言います。
その悟り感覚は、単なる人間の5感覚が認知できるインドのフィーリングという感覚の悟りだけじゃなくて、
人間の感覚をも超えた感覚であり、しかも、その感覚をサムライが刀を振るように現実に、日常生活に使えるのが、
自分が言っているサムライ感覚になります。
なので、日々、何気ない、例えば、洗濯を干す、という行動も、因果(カルマ)をイメージできるようになります。
汚れた洗濯物は現実世界の主観的な思い込みの世界。
そして洗濯機にかけた状態が、個人の主観的な思い込みが洗濯され、削ぎ落とされて人類共通の思い込みである事実の世界と出会える。
洗濯された服などを干して、それを畳むことが、
物質からエネルギーに変化するイメージになります。
(モノを畳むことで、コンパクトに1つの平面状になることで膜理論、真空エネルギー化されるイメージです。)
そして、最後に服などをタンスにしまい、認識化できないくなる。
服が消えて無くなる。
服などが、存在が完全に消えてしまう。
そんな消えて無くなる悟りの境地の感覚が、洗濯をしながら、選択できるわけです。
こうした日常生活の何気ない行動が、人生を形作るんですね。
習慣化が、その人のあり方になり、そのあり方が、「自分」という
キャラを作り、考え、行動するんですね。
なので、あまり重要視してない人が多いと思いますが、
洗濯する、食事をする、お風呂に入る、など当たり前の日常生活の
習慣が変化しないと、人生が変化するはずがありません。
つまらない奴隷のような人生を送らないためにも、
ぜひ、整理整頓ができる自分になり、主体性を持った生き方をする人生を
スタートして欲しいですね。
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