なぜ我慢して嫌なことして仕事しなくちゃいけないの?
- 2019.03.11
- 我慢しない生き方
仕事。
楽しくワクワクしながら出来る人もいる。
けど、大概は仕事に行きたくない、お金のためにしょうがないから仕事に行く、って人が多いと思う。
それは、その人の努力不足、その人の選択だから、その人が問題と思われやすい。
でも、本当に、本当にそうだろうか?
今の時代は個人の問題で、個人のモチベーションだけで、仕事の捉え方、仕事の向き合い方を変化させることはもう限界のような気がする。
この世界に住む全人類の人に聞いてみたら、おそらく仕事はやりたくない人が大半じゃないかと思う。
じゃぁ、なぜ仕事に行きたくないという現象が起こってしまったのか?
個人の問題ではなく、人類、環境という括りで考えてみたい。
なぜ、そもそも資本主義社会が存在しているのか?
では、資本主義社会の仕組みを簡単に説明してみよう。
もう知っている人は、知っているけど、資本主義社会は、借金が膨れ上がる仕組みになっている。
中央銀行がお金を刷り、それが市場に出回る。
例えば100億円が市場に出回ったとすると、お金には利息がつくので、その利息を払わないといけない。
けど、市場には100億円しかないので、市場じゃないところから、利息が10%だったとすると、
10億円をどこからか調達して、110億円を中央銀行に返さないといけない。
利息の10億円は、一体どこから持ってくるのか?
そう。
利息の10億円は、同じように中央銀行からお金を借りることになる。
個人のことで考えれば分かりやすいけど、消費者金融に借金を100万円して、その返済が出来なくなり、また借金を10万円して、返済に充てがう。
というように、いわゆる自転車操業で、どんどん、どんどん、借金が膨らんでいく。
これが資本主義社会の借金の構造になっている。
こんな借金地獄の仕組みがいつまでも続くわけはない。
じゃぁ、この借金の仕組みが悪いのか?といったら、実はそうなってしまう背景もある。
それが人間がそもそもバラバラな価値観を持っていて、それを秩序化するために今はお金という力を使っている、という背景が。
実は人類史をみていくと、原始時代は科学的なことが分からなかったので神様という存在を使って、人々を恐怖、不安で縛り付けた背景もある。
お金が問題じゃなく、人間がバラバラの価値観を持って、秩序化出来ないことが問題という問題のフォーカスをズラす必要がある。
嫌な仕事をするんじゃなくて、お金に縛られるんじゃなくて、人と人がバラバラで違いに出会うことで恐怖しているのが人間です。
なので、嫌なことは、実は、バラバラな価値観で人と人が分かり合えないことが原因だと思う今日、この頃。
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