個人を殺さない組織創り?北海道リライズ協会の立ち上げイベント 第2弾

個人を殺さない組織創り?北海道リライズ協会の立ち上げイベント 第2弾

今までの組織は個人という個性が殺されてしまっていた。

だから、これからの組織は個人を活かす、そんな動きが日本全国で始まっている。

それがリライズ協会設立ムーブメントになる。

けど、こんなことを言っても「?」と無意識深くから、「????」だらけに

なるのは当然と言えば、当然。

個性を生かす組織という概念が、

一生懸命ダダダダダダっと検索しても脳内の情報データベースからは出てこないから、結果は「無理だ」という答えがオートで出てくる。

なので、組織が個人を活かす時代が来る、と言っても「無理だ」という答えが瞬時に出てくるのは、ある意味、健全な思考じゃないか、と。

今は個人主義の世の中になってしまったので、猫も杓子も(この言い方は古いかな)誰もかれもが、組織嫌いになっている。

その理由は、たった1つで、「自由じゃない!」という叫びから来ていると思う。

そう自由じゃなくて、自分の意見、アイデアなどがあっても我慢して、個性を

発揮しようものなら、組織という枠のギロチンでバチンと切られてしまう。

個性が埋没してしまっている社会にいる。

だから、組織が嫌いで、個人事業主として独立して自由になりたい人がわんさかいる。

例えば、「会社で奴隷のように上司にこき使われて嫌じゃないですか?たったの10分で月100万円稼いで自由になりませんか?」

みたいな広告がよだれが出るほど激しく同意して、思わず詐欺まがいの情報を高額で買ってしまう、みたいなことが、よくあるんじゃないかな。

(これは昔の自分だった、失礼。。。汗)

ちょっと前置きが長くなりましたが、本日、札幌にて、リライズ協会立ち上げイベントに行ってきた。

このイベントは参加者がテーマに沿ってディスカッションして深めていくものだった。

そのテーマが「組織」について。

組織のイメージをシェアし、どんな組織が理想なのか?などなど話し合った。

( テーマを読み上げるリライズ協会設立準備委員会代表 )

その時に、自分の中で、大きなイメージ転換の気づきが起きたので発表しよう。

(いつも自分の気づきばかり発信しているので、きづき かんどう という名前で呼ばれることもある。)

それが、今までは組織というものは個人を殺す最悪の存在だ、諸悪の根源だ、毛嫌いしていた。

それが目の前のテーブルをふと見た時に、「このテーブルを一人で運ぶのは難しいな、2人で持ったらスムーズに運べるな。」と思った。

その瞬間に、あ、そうか。

組織って人がたくさんいるから、1人で出来ないことが、何でもできるのが、

組織じゃん!と気づきが訪れた。

組織を活用することで、できないことが出来るようになる、無限の可能性じゃん!

と感動してしまった。

そもそも、今の既存の組織はどうしても個性を殺してしまうので、みんな嫌なはず。

でも、なんで、わざわざ嫌なのにも関わらずに組織に所属しているの?

なんで?

という質問を投げかけたら、それは現実を作るパワーがあるから、と今では答えると思う。

だって組織は無限の可能性だから。

そう、例えば、東京にあるスカイツリーも、たくさんの組織というかチームの協力関係によって創られている。

デザインをする人、景観を考える人、建築する人、お店、ショップの編集、デザイン、警備員、などなど。

たくさんの人たちの組織、チームプレーによって1人じゃ出来ないことが、あんなにデカいタワーを存在させてしまう、その現実化するパワーを秘めている。

あ。。。昔、スカイツリーの地下2階で警備員をやっていたときの地獄を思い出して吐き気がしてきた。。。

そんなこと書くと警備会社から怒られるので、詳しいことはもう書かないけど、

とにかく、組織という個人じゃない団体があることで、一挙に、スピード感が半端ない状態で現実がドーン!と立ちあがる。

そういったスピード感が半端ないトップダウン型の組織に対しては、みんな嫌気がさしているので、

今は組織の形態がボトムアップで、みんな平等で、みんなで考える、というフラットなものに移行してきている。

いわゆる家族経営みたいなスタンス。

それがスタバが流行っていることにも繋がると思うけど、スタバは16%ぐらいの離職率でかなり教育に熱心なことがうかがえる。(ほかのバイトはすぐにやめてしまう率がもっと高い)

さらに、普通のバイトならば、2、3日で研修が終わらせるのに、スタバは研修期間が80時間、約2か月、びっしりやるみたい。

「お客様に感動経験を提供して人々の日常に潤いを与える」という明確な理念を徹底的に教育する、という。

接客サービスのマニュアルがなかったり、正社員もバイトもフラットな関係性で全員が上下関係がなく「パートナー」と呼び合うらしい。

さらに結果にコミットするライザップ方式ではなく、「売上成績」じゃなくリーダーを選抜する基準を設けているという、今までの組織の形態ではありえない仕組みらしい。

けれども、資本主義社会の中では、どうしても売上という数字には逆らえないのでちゃんと売上目標なども掲げているみたいですね。(当たり前すぎるか。)

話は元に戻りますが、結局は組織というものは、フラットな関係性は、今のところ存在しない、というか出来ない。

なにせ、人間という存在は生まれ育った環境や、経験、知識、何を情報入れて、何に価値基準を置いているかが、バラバラだから。

バラバラだから、それを秩序化するために、お金という力を使って何とか

社会秩序を束ねているだけだから。

なので、本当にフラットな関係性の社会、世界を作ろうと思ったら、人間がバラバラで、「違う存在」というその「違い」を何とかクリアしなくてはいけない。

違うから、争い、衝突し、戦争が起きる。

それが会社、組織の中でも常にバチバチと目には見えない火花を散らして行われている。

だから、本音で語り合えず、建前で「めっちゃいいっすねぇ!最高♪」とたいして良くもないのに、口から出まかせの言葉を投げかける。

(す、すいません。これは昔、介護の施設で働いているときの自分だった。。汗)

なんだか、リライズ協会のイベントの話しとは脱線しつつあるけど、こういった人とたくさんディスカッションすることで、いろんな気づきが訪れる。

最後のプレゼンで言ってた内容で、人間の脳の機能上、過去とつなげて取ってしまう、というのがあり、

あぁ、自分は今、この瞬間に目の前の人と出会ってないな、ということに気づいた。

過去、自分の母親がしかめっ面をして、嫌な顔をしているイメージが強烈に残っていて、それが自分のせいなんだ、と思い込み、

母親に笑ってもらいたい、ということで自分をピエロのように自虐的に振る舞い続けた、って言う人生ストーリーがある。

なので、ぱっと人をみると、顔色を伺ってしまう癖がある。

そして、怖い、苦しい、しかめっ面の顔をしていると、あ、自分は嫌われた!と強烈なざわざわする感覚に襲われる。

しかし、目の前にいる人は、別に自分のことを嫌っているわけでもなく、ただ、お腹が痛かったり、別のことで機嫌が悪いかもしれない。

そういった背景も分からず、自分は昔のイメージに、つまりは過去に掴まれてしまうという人間の脳の癖、機能によって、

自分の思い込みの中で会話をしていて、しかもそれが絶対に正しい!と思い込んで人をジャッジ、否定していた。

ということで結論は、人間の脳に掴まれてると、分離意識、そこから、寂しい、不安、恐怖が生まれ、そこから勝手に昔の情報を引っ張り出してつなげ合わせて、

勝手に自分の中で「こうだ!」と思い込み、勝手に自分や、他人を否定する。

そんな人間の機能、人間共通の限界が見えたときに、すごく嬉しくなった。

なぜなら、問題解決するために絶対的に必要なのは、問題発見だから。

問題発見さえすれば、オートで問題解決が訪れる。

だから、今回のリライズ協会の立ち上げイベントは、人類共通の脳の機能の問題を発見できたので、かなり、大きな収穫だった。

( ディスカッションをすると、知っている→理解、納得に)

どうしても人間って問題というものを避けたがる性質があると思う。

だから、問題解決ができなくて、ずっと問題を永遠に抱えたまま生きて、そして死んでいく。

明確に、人間のエゴが争い、摩擦、衝突、戦争などの、あらゆるすべての原因だけど、

それを見ようとする人が本当に、本当に、本当に少ない。

本当に。

人間のエゴ、境界線、分離意識を生み出してる脳の機能。

そこを見ようとせず、それに蓋をして、表面的にな「プラス思考」に逃げる人が

人類の99%。

だから、自分はわずかだけど、明確な人類の共通の限界であるエゴ、人間の脳の機能という限界に真剣に向き合う覚悟、姿勢、態度を持っている人に出会いたい。

そのわずか、1%の人に。

個人が組織に殺される社会から、組織が個人を活かす社会に。

そんなビジョンが更に深まったイベントだった。

週1回?ぐらいやるみたいなので、ぜひ、興味ある方は参加してみて。

では、では、また次回も参加した場合は、ブログで発信していきますので、よろしくお願いします。

( 最後に、脳の機能の限界を感じ、みんなでパチリと。)