新しい関係性をビジネス化する
- 2019.06.05
- 組織・チームプレー
■新しいビジネスモデル
今、自分はこの社会に対して
新しい秩序化を成し遂げようとしてます。
それは、どんな社会なのかと言うと、
「新しい関係性作り」からくる
「新しい組織作り」をしようとしています。
それをビジネス化しようとしてますが、企業が
利益追求をする形ではなく、パブリックビジネスを
しようとしてます。
そう、つまりは、社会、世界に役に立つという視点から利益、お金儲けベースではなく、
公共のためにビジネス活動をするムーブメントになります。
言い方を変えると地域活性化のビジネスモデルを作るということにもなります。
■今までと、これからの社会
今まで人類がやってきた
「人と人との関係性」そこからくる「組織作り」は、どのようにしてきたのか?
夫婦、恋人同志、友達関係、大きく広げてみれば
国という単位でも組織という枠に入ってます。
個人がバラバラなので、やりたいこと、欲求すること、やりたくないことなど、それぞれ一致することはありません。
その意見、価値観を野放しにしてしまうと、社会は成り立ち得ません。
自由だから何やってもいい、という考え方の人がいますが、
例えば、一緒に1つ屋根の下で暮らす夫婦だったら、
夜中にお酒を飲んで楽しむのも自由だ、と言ってギャー、ギャー騒いでいたら隣で寝ている奥さんに迷惑をかけます。
奥さんからしてみれば、静かに寝ることが
出来ない環境になるので不自由になるわけです。
このように誰かの自由は、誰かの不自由になるのです。
同じように図書館で子供達が自由だと言って「ギャー!ぎゃー!!」と騒いでいたら、
静かに勉強に集中したいけど出来ない、という不自由さを感じると思います。
なので、人類史はそれぞれのバラバラの自由さ、というものを暴力や、お金、ルールなどで制限して
誰かが我慢しなくちゃいけない不自由な仕組みの上で成り立っていたのです。
でも、その我慢が限界を迎えています。
暴力やお金、法律、または倫理道徳などには、
我慢して従いたくない若者が急速に増えているのです。
我慢は美徳という倫理道徳をも通用しなくなった
時代になったのです。
■新関係性、新組織とは?
それそれの個性を殺さず、その個性が全体と調和する。
それはまるで、全体主義と、個人主義の両方の
限界を補い、美味しい所を抽出した、
共同体主義という名のもとの社会を作りたいと思っているんです。
そのためには、まずは人間が全体性を見ることが出来る認識に変化する必要があります。
例えば、「目」がコーヒーを見て「手」でコーヒーカップを運び、コーヒーの匂いを「鼻」が嗅ぎ、
「舌」でコーヒーの味を楽しむ。
というように、それぞれがバラバラなキャラを
持っているけど、それぞれがチームプレーで
調和、融合し合っている。
間違っても「手」がコーヒーを目の中に入れないし、「耳」でコーヒーの香りを嗅ごうとはしない。
けれども、今の時代、丸い地球の上に住んでいる運命共同体の人間同志が、
それぞれのバラバラな機能を活かし合うんじゃなくて、「手」でコーヒーカップを運ぶんじゃなくて、
「耳」で運ぼうとして、そして失敗し「口」から
「何やってんだ!耳!コーヒーカップをちゃんと持てよ!」と怒鳴りつけられる。
こんなちぐはぐな事をしてしまうのは、
全体を人間の脳は見ることが出来ないから、「人間とは何か?」が
分からないことに繋がります。
それは「目」は見るため、「鼻」は嗅ぐため、と自分のことが分かれば、
出来ることと、出来ないことが明確になり、
自分の役割は全うし、出来ないところは、すぐに誰かにパス出来る。
それを出来なくしているのが人間の脳の機能であって、人間は全体を見ることは出来ないと
「なぜ世界は存在するのか?」の著書、マルクスガブリエルも言っている。
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