コミックマーケットはなぜ流行るのか?
- 2018.12.30
- 神マーケティング
■59万人で180億の経済効果って?
コミックマーケット。
今年、2018年は59万人?も人を集めて、180億円もの
経済効果を生み出したらしい。
https://www.huffingtonpost.jp/abematimes/comic-market-reality_a_23326066/
なぜこれだけコミックマーケットは流行るのか?
その実態を解析してみた。
■キングコングの西野さんの「お土産商品」論とは?
キングコングの西野さんは、絵本を売るときに、お土産として
作品のイベント後に、イベントブースに絵本をおくことで売れる、という
マーケティングをしている。
これは、例えば、シンガポールのマーライオンや、御用とかいた提灯など、
普段使用しないようなモノを旅行などに行った際に、買ってしまう。
これは楽しい思い出を形化したもので、その楽しい、嬉しいという感情を
形化して、記念にとっておきたいという心理が働いているという。
こうして人間は単純に「楽しい」「嬉しい」「感動」などを得られる商品を買うことに
なるが、コミックマーケットはなぜこれだけ流行るんだろうか?
■人が集まる3大要素
コミックマーケットにこれだけ人が集まるということは、ビジネスをやっている
人からすると「めっちゃくちゃ羨ましい」という気持ちが生まれると思う。
ビジネスの基本中の基本中の基本は、集客なので、それさえ成功すれば
すべてが成功した、ともいえるぐらい集客に苦戦しているビジネスマンは大変多い。
なので、コミックマーケットになぜ人が集まるのか?
というその秘密や、仕組み、または意図的に仕掛けられるなら、それを学びたいと思うはず。
それで実際にコミックマーケットに行く人に「なぜ行くのか?」をネットなどで調べたところ
ここでしか買えないものがある、ということや、ここでしか会えない人がいる、という回答や
または、ここでしか味わえない雰囲気がある、などなど、そんな回答があることが分かった。
ここで、気づいたことが「ここでしか」という言葉。
つまりは、ここのビックサイトでしか味わえないような「ここでしか」感があるから
ある意味、レア、プレミアムという言葉に集約されると思うけど、
どこのコンビニでも買えるような商品がコミックマーケットに売っていれば、わざわざ
コミックマーケットには行かないし、
どこに行っても会えるような人がいるコミックマーケットにも行かない。
さらに、近所のお祭りで味わえるような雰囲気だったら、わざわざコミックマーケットには
行かない。
ということで、何が分かったかというと、単純にオンリーワン。
そこでしか買えない、そこでしか会えない、そこでしか味わえない。
「世界中にここしかない!」と言わしめる圧倒的な差別性というものが、
人を集めるキーワードになるのに気付いた。
なので、人を集める際に、一番大事なのは、世界中探しても「ここしかない。」
超レアであり、超プレミアムであり、超貴重なもの。
そこに人は集まる。
実は、そのレア、貴重、プレミアムというキーワードに絶対欠かせないものは、
楽しい、嬉しい、感動、妄想、イメージ、逸脱、解放、などというさらなる「快」という
イメージのキーワードが追加される。
単純に人間の行動パターンは、嫌だ → 嬉しい というシンプルな動きになるから。
コミックマーケットでは、コスプレをして、いつもの自分じゃないキャラになりきり
解放感を感じたり、
今までにない楽しいレアな漫画の話しなどもできる空間。
お祭りのように、その場自体が「楽しい」「夢のような場所」「ディズニーランドのような輝き」
そんなイメージのアトラクション的なワクワクする場所で、何回でも行きたくなる。
なので、もし?何かイベント、交流会などで、人をたくさん集めたかったら、
世界中に1つしかないレアな場、そして、めっちゃくちゃ楽しい。
この2つがあれば、集客ができる可能性が広がる。
もちろん、ターゲッティング、ニーズに合った内容で、提供するのは当然なので
こんな3つの要素があるということで整理してみた。
1、「ここでしか!」というレアな場 (お土産論)
2、「楽しい」空間 (イベントでの楽しい思い出など )
3、ニーズに合ったもの ( ここではアニメオタということでしょうか。。)
こんな3つの要素。
なので、
自分が提供するものがあるならば、
それを必要としている人にとって「オンリーワンのモノ」で「なおかつ楽しい場」に
なれば、必ず集客は成功する。
それを継続して集客させ続けていくのは、また別の話ですが、最初は、
この3つのポイントで集客すれば人が必ず集まる。
自分が提供する商品のお客さんにとってこう言わせるイメージ。
お客さん「ここしかねぇな、こんな楽しい場所は!」
どうですか?
差別性、オンリーワン、誰もやってないことは勇気がいることなので、
勇気、チャレンジ、が必要にもなりますね。
ということで今日は、「コミックマーケットはなぜ流行るのか?」という
テーマでブログを書いてみました。
では、また次回。
PS:
最近ブログ書くときは、自分の中を整理整頓するために
発信しているので、まるで日記のようになっている。。
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