思い通りの人生だ、と理解するためには「人間じゃない」ポジションに移動すること
- 2018.12.06
- 悟り(本当の自分)
■頑張っても、頑張っても、報われない世界
例えば・・・
自分は会社の組織の中で、頑張って、頑張って、
頑張っても残業しても残業手当をもらってない。
そんなときは、まるでボランティアのようで、お金という対価がないと
報われないと思いがち。
そこで、会社、組織のせいにする。
「こき使いやがって、これだけ頑張っているのに・・・。」
そして会社、組織を恨む。
そんなことってありませんか?
■人間の本来持っている機能とは?
このように実は人間の「機能自体」が自分以外の外、つまり個人や会社、組織、国などの
世界を恨み、否定、批判するようになっている。
それは、皮膚から内側の頭、手、足という自分という存在を認識した時に、
「その機能」が始まってしまう。
自己否定、他者否定という自分の存在を守るという「機能」が発動してしまう。
ん?
「いやいやいや。自分は自己否定や、他人否定をしないようにしてるので、そんなことは
ないです。」
という人もいるかもしれませんが。
意識ではもちろん、自己否定や他者否定をしてないつもりですが、
残念ながら人間は無意識深くで、誰もが自己否定、他者否定をするようになっているんです。
■日本と韓国が仲が悪いのも思い込み
自己否定、他者否定について、日本と韓国という国レベルで説明してみます。
この両国間は、世界からみたら仲が悪いとされていますが、
今まで人類史という積み重ねられてきた情報を一切なくして、フラットに考えたら、
単なる、人と人が出会うだけなのに、
「韓国人だから」「日本人だから」という、ぬいぐるみを被って喧嘩をしている。
そうやって戦争というのは私は○○人だ、という「思い込み」によって作られる。
では、
思い込みをなくしたフラットな状態で考えたら、いったい何が見えてくるのか?
それがアジアという共同体を独立国家として成り立たせようとした日本という国に対して
脅威を感じた欧米列強が仕組んだ教育、情報操作というものが見えてきます。
欧米列強にとって韓国と日本が仲良くなったら、困るから、デメリットだから、それは
当然といえば当然と言える。
それを世間一般的には知らない人が多く、韓国では反日教育を当たり前とし、日本では
嫌韓論を受け入れてしまっている風潮になっている。
世界を、存在を深いところからフラットに見つめると、そういった背景が見えてくる。
■自己否定と他者否定の構造
こういった背景をみると、国と国が争っている状況も結局は、
1人の人間と、1人の人間との関係性も一緒になる。
それは、どうゆうことかと言うと、さっきもお伝えしましたが、人と人が出会った瞬間に、
お互いが自己否定か、他者否定をする、という人間の機能が発動する。
それが今では、倫理道徳という教育が刷り込まれているので、
倫理道徳的に◯、正しいとされている人が相手を否定する、つまり他者否定になり、
そうじゃない側が反省するという自己否定の傾向になる。
つまりは、こんな感じ。↓
真面目にコツコツやっている人で、約束時間の5分前にきた人。
まじ男。
不真面目なことをしている、約束時間を1時間過ぎて、きた人。
ふまじ子。
そうなると、まじ男が、ふまじ子に対して、攻撃する。
まじ男は、ふまじ子に対して「何やってんだ、バカ!」と他者否定をする。
ふまじ子は、怒られて、「すみません。。。」と自己否定する。
こういった構造になるけど、もっと深く洞察すれば、
お互いがお互いを、自己否定、他者否定をしている。
それを、自己否定と取りやすいのか?
それとも、他者否定と取りやすいのか?
部分情報をキャッチすると、そうやって、どちらかにぎゅっと圧縮、固定される。
なので、基本的には、人間関係は、仲良くみえても全ては、自己否定、他者否定によって成り立っている。
■欲求の「飴ちゃんスイッチ」
話を元に戻しましょう。
例えば、自分はお金がない、貧乏だ、という状態だったとする。
だから、お金持ちだったり、資本主義社会の仕組みとか、または給料が少ない会社、組織、または
政治の政策などを否定、ジャッジする。
そうして本質的に人は自己否定、他者否定をするけど、そのタイミングの内容にあたるのが、
無意識に気づかない欲求になる。
自分の無意識の欲求、無意識のメリット、無意識の自分にとっても「あめちゃん」
その無意識の「欲求スイッチ」が入り、実はその欲求通りになっているにも関わらずに・・・
自分の原因ではなく、他者を原因として自己否定、他者否定をしてしまう。
■人は愛されたい行動しかしてない
自己否定、他者否定をするときのタイミングが欲求ということを話しましたが、
人間の本質的な欲求は「愛されたい」なので、それをベースに個人のキャラが乗っかってくる。
たとえば、自分の場合は、愛されるために、惨めになる、というドMなパターンがある。
それはなぜかというと、
惨めになることで、母親から「大丈夫?」と
心配され愛されると思い込んでしまった過去の記憶に掴まれている癖があるんです。
なので、「愛される」ための行動パターンが、
「惨めで、哀れで、貧乏で、弱々しく」
なければならない。
それをすると「愛される」というイメージ、思い込みが強烈にある。
そこに、プラスアルファするならば、
おバカ、情けない、転ぶ、などなど、そういったことをすることで、
「くすっ」と笑いを取れることで「愛される」と強烈に思い込んでいる自分のパターンがあるんですね。
そういった、0〜12歳頃までに、こんなアクションをすれば愛される!という思い込みによって、
全ての人生が設定されてしまうんですね。
恐ろしいことに。
■人間は4つのパターンの繰り返し
バラバラと情報が分散しているので、まとめると・・・
1.人間の欲求は「愛されたい」になる
2.人間は基本的には自己否定、他者否定をする
3.愛されるためのアクションをする
4.愛されるアクションを「自分の意思でする」にも関わらずに、自分じゃなく他者を否定する
この4つのパターンで人生は繰り返されるのが人生の設定になる。
もう少し分かりやすくするために、自分の例えでもう一度、整理してみますね。
まず、自分は愛されるために惨めで、くすっと笑われるために生きている。
それが無意識で分からないので、例えば会社、組織のために、
頑張って、頑張って、頑張って、残業して行動して
残業手当が貰えなかった、とする。
自分でみじめで、情けなくて、貧乏になることが愛されることなので、残業手当が
もらえない惨めさ、情けなさ、は愛されるための必衰条件なので
これは思い通りになっていることになる。
けど、意識化では無意識のパターンを見るんじゃなくて、
自分以外の外である、個人、会社、組織、国を責める。
基本、人間は、自分のうまく行かないことを他者のせいにしてしまう。
それが自分が作り出した現実ということも気付かずに・・・。
■自己否定、他者否定をしない方法
いきなり、ここでビックリすることを発言しますが、
自己否定、他者否定しない関係性を作るには
たった1つしか方法がないです。
それが、人間じゃない、自分になること。
ん?
えー!一体なにを言い出すのか、こいつは!
とびっくりしたかもしれないですね。
人間じゃない、自分って?
そもそも・・・
人間はエゴの塊であり、分離しか認識出来ず、
そこから自分を守る行動しか出来ないようになっている。
人間は人と人が分かり合いたい!という強烈な
イメージがあるので、
まさか人間の機能が人と人が分かり合えないような自己否定、他者否定をするなんて
思いたくもないのは仕方がない。
けれども、そうおもいたくないという強烈なイメージが、それが盲目的にしてしまい、
人間とは何か?が分からなく、その結果、自分がどう生きていいのか?
それも分からなくなる。
人間とはいう存在は、自己否定、他者否定する存在だ、というショックなイメージを頭では受け取るけど、
無意識では全力で拒否をする。
だから、人間じゃない、というそのイメージがないと人間を全否定するような自己否定、他者否定は
受け入れられないようになっている。
人間を全否定されるから、人間からするりと抜けて、客観視できないと、それに耐えられない。
だから人間じゃないポジションに行かないと、
人間とは何か?という明確な答えは分からないことになる。
なので、「その人間とは何か?」というそれを明確に受け入れる勇気があり、
そこに飛びこむことによって、
本来の人間の素晴らしさが見えてくることになる。
本来ならば、この現実に生まれた現状は自分で100%作り出しているので、誰のせいにも出来ない
はずなのに、自分でやらかして、そして他者のせいにする。
それが人間の本質でもあり、実態でもある。
そして、こんな矛盾を抱えて生きているのが人間だ、というのも明確に分かる。
人間は75億人の全てが、自分の人生は思い通りになっているにも
関わらずに、
思い通りなっている現象を、思い通りになってないと思い込み、
誰かを否定して生きる。
かなり、どうしようもない存在ですね、人間って。^_^
■まとめ
でも、なぜ、こんなことをするのか?
それも、人間じゃない、自分になったときに
分かります。
人間は成功哲学を学ばなくても、大成功している存在であり、
ただ、ただ、それを気づいてないだけです。
それに気づけるようになる技術がnTe chになります。
もともと、人間は大成功しているんだ。
もともと、人間は無限の可能性なんだ。
それが分かる、理解、納得できる。
そんな世界があります。
興味ある方は、ぜひ、ブログのメッセージでご連絡下さい。
それでは、今日は
「思い通りの人生だ、と理解するためには「人間じゃない」ポジションに移動すること。」
それをお届けしました。
ありがとうございました。
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