4分でウィトゲンシュタインを理解する

4分でウィトゲンシュタインを理解する

令和哲学カフェでウィトゲンシュタインを取り上げていた。

面白いっ。

令和哲学カフェ (reiwaphilosophy.com)

一般的には、体に感じた「感覚」や「思考」が先に来て、そのあとに

「不安だ。」という言葉が、後出しジャンケンのように作られる。

当たり前すぎるから、何を言っているんだ、こいつは!と怒りも出てきそうになる。

けど、 ウィトゲンシュタイン は、言葉が先だよ、と言っている。

いやいやいやいや。

「不安だ。」という言葉を言ったら、体がきゅっと締め付けられるような不安を感じる、って。

どーゆーこと~?

感覚、感じることが先で、その後に、言葉がポロリと出るんだから、

ウィトゲンシュタイン 、逆、逆。と突っ込むを誰もが入れたくなる。

これは感覚、思考もあるけど、モノ自体も一緒だ。

シャーペンがあるから、シャーペンって認識するんじゃなくて、

シャーペンて言葉があるから、そこにシャーペンが存在する、って言っている。

ん?

これは、どーいったことなんだろう~?

ウィトゲンシュタインが言っていることは、もう境界線がひかれた瞬間から、それが言語であり、

変化があった瞬間に、それも言語と定義している。

つまりは、境界線がない、変化がない、というのは、人間の5感覚のフィルターでは認識できないから、

そもそも認識できない世界のことを哲学では語っているから、

それおかしいだろ?

語ることのできない世界を一生懸命語ろうとしているんだから、それ自体が間違いだ!

と彼は言ってる。

うむむむむ。。。

こういった言葉のやり取りを読んでも、ほとんどの人がチンプンカンプンだけど、令和哲学を学んでいる人は、

すっきり、シンプルに、 ウィトゲンシュタイン が何を言わんとしているか分かってしまう。

面白いように。

しかも、ちょっと上から目線で、「 ウィトゲンシュタインなかなかやるじゃん、ここまで分かっていて、

ここのポイントが限界だったんだね」と、いとも簡単に解析してしまう。

恐るべし、令和哲学の解析力!

かくいう自分もその中の一人だ。

じゃぁ、うぃとげん君の言っていることを解析してみよー。

では、では。

うぃとげんしゅたいんは、境界線がある、という状態は、たとえば、〇、こんな感じの

まるがあるとすると、〇の「中」と「外」という概念が生まれる。

この「中」と「外」という概念自体が、もう言葉と定義している。

その「中」にあたるものが、今まで見たこともないような「得体のしれないもの」だったとしても、

「得体のしれないもの」という名前が付けられるので、それ自体が言語としている。

そして、さっき言ってた「不安だ。」という感覚。

この感覚も、「平常心」という感覚から「不安だ。」という感覚に変化している。

そう。

変化しているものは、すべて言語だ。

なぜならば、平常心という、例えば筋肉がゆるゆると、緩んでいる状態。

その緩んでいる状態から、筋肉がぎゅっと圧縮して、緊張し、「不安だ。」という感情が生まれる。

ゆるい→緊張

こんな変化が起きている。

「ゆるい」と「緊張」は、違うから、ゆるい→緊張に変化している。

そんな2つの違いがあり、それが変化したから、「変化した」と認識できる。

ずっと、ゆるゆるが続いて、永遠にゆるゆる状態だったら、「ゆるい」ということが認識できない。

(それはまるで地球上に女性しかいなかったら、女性が認識できないと一緒のこと。)

ゆるいという状態から、緊張した状態に変化したので、緊張した、という「不安だ。」という

変化によって、はじめて自覚、認識が可能になる。

なので、軽くまとめると・・・

この世界は、相対世界なので、白と黒というように違いによって、はじめて認識できる。

違いは、さっきの「ゆるい」→「緊張」というぐあいに変化にもなるので、

この世界は、違いと変化しかない。

なので、哲学の世界では人間の脳では認識不可能である「違いがない境界線がない世界」「変化がない

永遠不変の世界」のことを語る学問になるが・・・。

なるが・・・。

それって、人間の5感覚脳が絶対に認識することが不可能だから、意味ないじゃん。

ウィトゲンシュタイン 言っている。

すごい。

これって、ソクラテスが言っていた、無知の知と一緒だ。

知らないことを知ることだ、と言っている。

悟ってる、うぃとげんは!

と、軽く上から目線で、ウィトゲンシュタインを解析してしまったが、どーだろーかー。

この解析は、令和哲学を学んでいる人には、簡単、明瞭に理解、納得、確信してしまうんじゃないかなぁ。

令和哲学カフェを視聴していて、そんな気づきがあったので、

夜中興奮して、ブログをしたためてみた。

では、明日も ウィトゲンシュタイン をどう解析、料理するのか?

とても楽しみだ。

令和哲学カフェ (reiwaphilosophy.com)