人間の生き方の「何が原因なのか?」⑥
- 2019.06.05
- 悟り(本当の自分)
前回は、融合認識は、悟り認識だ、ということをお伝えしました。
では、今日は、悟り認識についてお伝えしたいと思います。
悟り認識とは、差を取った、つまり自分とその他の存在との境界線がなくなる世界のことを指します。
人間の生き方の「何が原因なのか?」①で、最初にお伝えしたように
人間は我慢するしかなかった人類史とも言い換えることが出来ます。
ではちょっと話が脱線するかもしれませんが、我慢の背景を語ってみたいと思います。
まずは人間は分離認識とお伝えしたように、この世界と自分は分離されているとプログラムされているので、孤独、不安です。
その孤独、不安をクリアするために、欲求という本能が備わっています。
◯◯したい、という欲求です。これは世間一般では夢という形に変えて表現している人もいますね。
なので全ての人間を動かす原動力は孤独、不安です。
なので、その孤独、不安を埋めるために必死こいて生きているのが人間なのです。そして孤独、不安な人間同士が出会うと、
無意識では、こう叫んでます。
俺(私)は、孤独で不安だから、それを埋めるために愛して欲しい。
人間は愛が好きなのは、人間の存在自体が、孤独、不安で愛されてない感覚を持ってしまったというプログラミングがあるからです。
なので、愛して欲しい、と自分を埋めて欲しい人同士が出会うと、お互いが相手の枯渇している愛を埋める余裕なんかあるわけありません。
なので、自分の味方だと思い込んでいる人が離れていく恐怖によって、自分の安心するグループを作り、そしてその他のグループを否定するんです。
自分のグループを守るために、他のグループを否定するようになっているんです。自分も昔、宗教に入っていたことがあり、他の宗教を否定するような気持ちになっていたので、それは宗教という所属の観点から語ることができるので、
今となっては、なぜ宗教戦争が起きるのか明確に理解できます。
そうして人は、愛して欲しいと枯渇して不安、孤独な状態なので、相手が自分のことを愛してくれる余裕もないので、どうするのか?
そう。
相手に愛されるように、相手に合わせて、自分を我慢するんです。
我慢する理由には、相手に嫌われないように、愛されない自分にならないようにしよう、という無意識があります。
なので、人間自体が人を愛することができる認識にならないと、人と人はずっと我慢して争い、摩擦、衝突、戦争を繰り返していくんです。
だから、分離認識ではなく、全てが繋がっている愛そのものである融合認識である、悟り認識が人間には必要なんですね。
悟りである融合認識をする人間は、全てが繋がっているので愛の枯渇がなく、全てが愛そのものになることが出来ます。
なので、これからの時代は、悟りという融合された認識の人たちが増えることで本当の世界平和が実現できるのです。
ということで、人間の生き方の「何が原因なのか?」⑥シリーズでお届けしてきましたが、
原因はそもそも人間の分離認識ということをお伝えしました。
悟りの融合認識に興味のある方は、その技術があるので、認識技術と検索してみてください。
それでは、全6シリーズにお付き合いくださり、ありがとうございました。
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