人間は「我慢して生きる選択」しか出来ない？

■人間は本当に我慢して生きるしか選択肢はないんだろうか？

自分は何かを行動するときに、いつも「間違ってないんだろうか？」とビクビクしながら人の顔色を窺って行動してました。

自分の判断に自信がないから、いつも私の判断は間違っている。そしてそれを指摘、ジャッジ、否定、非難されないだろうか？と
いつもビクビク、恐れおののいて不安、恐怖を抱いて生きていた。

だから、意見を言う場面になると、自分の意見が絶対正しい！と思われないと

否定される、怒られる、だから間違ったことを言っちゃダメだ！と力が入り

その結果・・・

トンチンカンなことを言って、バカにされてしまう。

そんなことの繰り返しで、何か発言したり、行動したりすると、自分がバカなんだ、自分の判断は間違っているんだ、というイメージを蓄積し続けてきた人生でした。

■自分で選択できることが理解できたとき

昔は、何を選択していいやら？何を行動していいのか？

つまりは正しい行動は、その行動する前の正しい判断は？といつも悩み、苦しんでいました。

その自分が正しさに苦しむ根本原因が分かった瞬間は、歓喜で叫びました。

本当に。

正しい、間違いは、ないんだ、と口では、頭では理解していますが、

それが腹に落ちる、理解する、というのは別次元です。

理解、納得し、それを日常生活に実践できるようになり、初めて、腹に落ちて分かった、と言えます。

情報洪水のような社会なので、情報としては

この世界、この社会に「正しい」「間違い」はない、というのは誰でも知っています。

それを自分ごととして、日常に本当に活かし、応用し、実践できるのか？

それが重要ですよね。

■今まで人類が正しさを理解するためにしてきたこと

大きな話かもしれませんが、自分と繋がっているので話したいと思います。

人類が正しいという理解するためにしてきた方法が、２つあると思います。

それは、この２つ。

この２つで、正しさを図っていた人類史だったようの思う。

正しい選択をしていると思い込まされている、いわゆる知識者という方々。

たくさんの情報、日本だけじゃなく、世界各国のしかも、TV、新聞、雑誌などでは公開されないレアな極秘情報などを知っている。

そういったたくさんの判断材料の情報があることで、正しさを判断できる。

と、今までは言われていました。

もっと言い方を変えると、情報のリソースである元を誰が、何のために？

どんな目的で流しているのか？

という観点で情報と出会うことで、情報発信の深さを理解でき、そして

判断できる、ということになります。

けれども、実は・・・

今までは情報をたくさん入手して、そして、その情報を発信する更なる背景などをみることで、社会、世界全体が理解でき、そして正しい判断ができる、とされていました。

けど、これからの時代は、科学技術、人工知能などによる膨大なビックデータを元に的確な判断ができるようになってしまっている。

これは何を意味するんでしょうか？

これは自分の解析ですが、人間が、膨大な情報を取得して、そこから判断、行動する時代は終わったと思っています。

この人工知能の出現によって、人間の考え方、行動、生き方が

今までの延長線上では、まったく通用しなくなった。

なので、そこにともない正しさという判断にも、その正しさは、大丈夫？と

問いを投げなければいけない時代になったと思います。

人工知能が現れたことは、人間の判断では正しさはない、と突き詰められている「気づき」のメッセージを発信しているように感じます。

それを今から語りたいと思います。

■人は「人間基準の絶対正しさ」に縛られている

人工知能の出現によって、膨大なビックデータを元に、

的確な判断をすることで人間の判断がいらなくなってきている時代になっています。

人間よりも、正確に判断し的確な行動をしてくれるんだから、それはもう

人間の考え、判断はいらないですよね。

けれども人工知能が判断する元ネタの情報データは人間の経験したことを集積したものになります。

人間の観測行為したものが情報データということにもなります。

さらにまとめると、

人間が観測した結果のデータが蓄積されたものが、情報ということになります。

そして、

人間が観測した結果のデータが、人類で蓄積されたデータと化し、それが「正しさ」にすり替わります。

人類が積み上げてきた歴史の「正しさ」に対しては、判断することができないぐらいの無意識深くに刻まれているので、

そのまま丸ごと「そうだ」とスルーされてします。

それは、まるで麻薬を所持しているのに、空港の検問にまったく引っかからずに、国内に麻薬を入れてしまう、みたいな感じです。

人類が蓄積してきた情報データは何事もなかったかのように「正しさ」として

当たり前のようにスルーされてしまう。

その最たるものが、

「悪いことをすると、悪い事が起きる。」

「良いことをすると、良い事が起きる。」

と言う因果、カルマが絶対に正しいという「正しさ」に、ガッツリ掴まれている。

この因果、カルマは人間目線からみたら、絶対にあるけど、

宇宙が始まる前には、そんなことは存在しない。

つまりは、人間の人類の認識の蓄積データによって、因果、カルマという

イメージが作られたことになる。

この文章を読んでも、何を言っているのか分からない人もいるかもしれない。

カルマはあるし、因果もある、と文句を言いたくなる人もいるかもしれないけど、

それはしょうがない。

自分も以前は、因果や、カルマ、もしくは、自分のやったことは返ってくる、という情報が絶対に正しい、真理だと思っていたので。

こういったカルマ、因果論などは、自分という個人で作り上げてきたものじゃなく、集団で作り上げてきた「集合意識」なので、

思い込みなんだ、ということに気づくのは本当に難しい。

日本人が相手のいい所を褒めて、思い遣るのが「優しさ」というイメージする人が多いけど、

韓国などは相手の欠点を指摘して、そして仲良くなるという「優しさ」のイメージする人が多いらしい、と聞く。

このように日本人という集団の正しさのイメージに固定されて気づかないように、

人間共通のイメージの集合意識の思い込みに気づくのは、宇宙人でもいないと、かなり難しいと思う。

じゃぁ、宇宙人がいないとするならば・・・

一体どうやって人間の集合意識、そのイメージの思い込みに気づけば

いいんでしょうか？

■これから必要なのは頭の中の情報を消すこと

宇宙人がいなくて、人間自体の集合意識という思い込み、そのイメージの固定に気づくには一体どうしたらいいでしょうか？

それは、ストレートに言うと、自分という存在。そして、自分が目にする、触れるもの、すべて、全部。

すべての存在は実は「ない」という消すことによって、人間の集合意識や、人間共通の考えの固定が見えてくる。

「ない？」

そう、ない、ということは、言い方を変えると、この世界はすべて錯覚であり、

思い込みであり、真実ではない。

ということを理解、納得することになります。

自分と自分の宇宙はない、という動画があるので、こちらを参考にしてください。

今までは情報を積み上げて、そして膨大なデータから、正しさを算出して

それをもとに目標を立てて、そして行動、実践してきました。

しかし、その実践した結果が、地球上に核が生まれ、経済の格差、雇用問題、人口増加、鬱、自殺、戦争などの問題が山積されています。

これはある意味、客観的に物事を捉えることができなかった人類史とも言えるんじゃないでしょうか。

それは、人間の集合意識が絶対に正しいという主観が存在しているので、

客観性が持てずに、正しさが何なのか？分からないとも言えます。

では、究極の客観性とは何でしょうか？

客観性に気づく前に、今までが主観的で、部分の情報を全体だと思い込んでいたんだ、と気づくことが大事だと思います。

それが、人類の歴史で築き上げてきた、人間が観測して、それをもとに、情報データを蓄積していく。

その情報データを土台にした判断基準に縛られていることが主観的で、部分情報なんだ、ということです。

そうした部分情報データに反応して動く人間というのは、実はロボットだったんだ、という衝撃に事実に気づくことです。

ロボット？

まさか、自分が人類が蓄積してきたデータに瞬時に反応、反射しているだけのロボットだったなんて・・・

そう、歩いていて指をテーブルに軽くぶつけて痛くもないのに思わず「いたっ」と瞬時に反応して口に出してしまう。

そんな感じで、人間はすべての行動は、誰かが蓄積した情報を元に、

反射し、動いているだけなんです。

誰かが「これを正しいとしよう」という人類の歴史に刻まれた情報データに

対して、ただ、ただ、反応しているだけ。

なので、自分は自分の考えで「行動していない」という事実。

いやいやいや。

自分は誰の意見にも従ってないし、自分だけの人生を歩んでいるよ、

と言う人がいますが、彼らも、実は、無意識には人間とはこうゆう考えを

しなくてはいけない、こうゆう行動をしなくてはいけない、と

ただ奴隷のように反応し、反射しいるんです。

これは、人間が共通で抱えている問題なので、何も卑下する必要はなく

人類共通のこの限界を明確に理解することで、

突破することも可能なので、この話をしていますので、とりあえず、ご安心を。

■人類が初めて「何をしていいのか？」選択できる？

人間というのは、人類が積み上げてきた情報データにただ反応、反射する、ということを理解、納得することは、かなり難しいと思います。

まさか、自分が誰かの言いなりになって生きてきているなんて、思いたくもないですし・・

でも、この人間がただ、人類の歴史で積み上げられたデータを元に、ただ、反応しているだけだ、と理解することは、

イコール

ただ反応するだけの人生じゃなく、本当の自由を選択できることの理解にも繋がります。

つまりは、誰にも束縛されず、誰にも支配されず、誰にも自由を奪われない。

そのイメージを同時に得たことになります。

なので、人間は奴隷なんだ、人間はただ反応しているだけで、自分で自ら考えたことがないんだ、ということが理解できるということは、

同時に・・・

人間は無限の可能性なんだ、人間は誰にも支配されず、誰にも自由を奪われないんだ。

ということが同時にイメージできることなので、素晴らしいことなので、

これも、とりあえず安心してください。

なので、もしかして受け入れらない嫌なイメージを持った人もいるかもしれませんが、

嫌なイメージを入れたいわけではなく、同時に、人間は無限の可能性なんだ、ということを伝えたいために、こうして文章を書いている背景があります。

■人間が我慢しない生き方は「消す」ことから

人間が無意識で人類の歴史の情報データから、ただ反応しているだけということをお伝えしました。

なので結果的に、人間というものは、自分で主体性を持って考え、行動していないので、モヤモヤしています。

それは誰かの情報に従うというという、ただ我慢するだけの人生になるので当然ですね。

誰か？というのが、人類のルールや、人類が積み上げてきた「正しさ」に

無意識深くで縛られて、コントロールされていることになる。

この縛られ、支配され、コントロールされている現在地から脱出するのは、

さきほども言いましたが、情報を蓄積するんじゃなくて、

情報を消す。

つまりは、自分という個だけじゃなくて、人類という集団も消すことによって

可能になります。

そして、さらに人類という集団も、地球という物質から情報データを取得して生きているので物質という存在をも消す。

消す、消す、消す、消す。

一旦、情報データをすべて消してリセットする。

つまりは、自分と自分の宇宙がない、という動画をさきほども紹介しましたが、そのイメージになります。

全てを消した後、存在の形が浮き彫りになり、

初めて、あぁ、こうなっているんだ、宇宙は、人間は。

そして、人間が分かるので、人間である自分も分かり、自分の考えがなぜ

存在するのかも分かり、

「考え」とは何か？も分かり、自分が何を考え、何を行動し、何を願うのか？

それも明確になります。

つまりは、人類が積み上げてきた情報データに支配、反応するんじゃなくて

それを自分の意志で、選択することができるようになるんです。

反応じゃなくて、選べるという自由を手に入れることになります。

例えば、最初にいった、カルマ、因果がある、と思い込むという選択する自由。

この世界は全部が思い込みなので、どんな思い込みすることで、

自分がやりたいことに到達するのか？という、その基準を軸にして選択できるようになります。

どうでしょうか？

この自分も、目の前の人も、そして、地球も太陽も全てが錯覚であって、思い込みの夢の中なんだ。

ということが理解、納得、確信することで、自分がただ反応している奴隷のような人生だったな、と気づき、

そして、自分が初めて選択できる、ということが理解できるようになります。

正しさ、間違いは、一切存在せず、それは「選択する。」という言葉に一点集中が生まれます。

そのときに、人生の優先順位があるだけで、

正しい、間違いじゃなく、優先事項を「選択する」

ただ、ただ、選択、選択、選択するだけ。

それが理解できると、自分のビジョン、方向性がビシっと定まり、そこに向かうための選択をするだけ。

と、人生をシンプル化することができます。

このシンプル化も、

自分と自分の宇宙が実在しないというイメージができるようになることが大前提です。

そのイメージができるようになると、

「人間は我慢して生きる選択肢しか、なかったんだ。」と気付きます。

気付いた瞬間に、人間は本来は全て自由に何でも選択できる無限の可能性なんだ！

ということを理解できるようになります。

どうでしょうか？

今日も相変わらず伝えたいことが山盛りになってしまい文章が長くなって

しまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございます。

自分と自分の宇宙が消えることで、

初めて、自分で選択し、初めて、誰からも支配されず我慢することなく、

生きれる人生。

そんな人生を生きたいという方で、自分と自分の宇宙はない。

そのイメージに興味ある方は、こちらの動画をご覧ください。

https://note.mu/cotona/n/n63829ea04664?magazine_key=m891c62a08b36